亀の涙
改めまして、妖怪人間ベム公開おめでとうございます。
そして、2日間全16回の舞台挨拶、お疲れ様でした。
最後の六本木の舞台挨拶。
監督から花束をいただいて、ベムに対する想いを語る亀。
ぷるぷると口元が震えて、「あっ、泣いちゃう?」って思ったら本当に泣いて。
今までも泣きそうなときとかうるうるしてるときはあったけど、でもどうにかして見せないようにしてた亀だけど。
昨日は違いました。
一瞬、顔を伏せたけど、すぐに前を見据え、ハットのつばをちょっと下げつつも、会場をしっかり見つめて、言葉を続ける亀が本当に眩しくて、かっこよくて、素敵でした。
歩まなければ、傷を負うこともないし、学ぶ事もできない。
どうしてもあの日の言葉が浮かんできてしまいます。
亀の中にもずっとこの言葉はあったんだろうね。
ちょうど昨日の朝、俳優さんと脚本家さんが対談をしている番組を見ていたんだけど、やっぱりどうしても主演俳優に数字がのしかかってくる、数字だけで作品を評価されたくないけれど、僕たちは残念ながらそれで判断される世界に生きている、みたいな話をしていて。
これまで亀もドラマの主演を務めてくる中で、一番前に立ってどれだけのものを背負ってきたのか…
上手くいかないこと、もどかしいこと、たくさんあったんだろうな、ってそう考えるだけで私ですら苦しくて涙が出そうになるほどで。
だから、ベムを演じることは亀自身にとってもすごく大きな挑戦だったんだと思う。
当初の世間の声はもちろん亀に届いていたと思うけど、それでも亀を信じて託してくださったスタッフさんたちと、ブレることなく、信じた道を進んできた。
その道だって険しいものだったに違いないけれど、でもすごくあったかく穏やかな空気さえ感じて。
それはきっと、亀が真ん中にいるからこそ生まれた空気なんだろうなって。
数字に向かって進んだわけじゃない。
信じて進んだ道に結果として数字がついてきた。
そんなうれしいこと、ないんじゃないかなぁ…。
さらには映画化にまで。
視聴者の方の後押しがなければあり得なかった、と何度も言っていた亀。
悔しい想い、つらい想いをしたからこそ、おごることなく周りの人への感謝の気持ちを忘れず、冷静に自分のことを見れる目を持っている。
本当に尊敬です。
公開初日を迎えてこの作品が自分の手から離れていくのが寂しいと言っていましたが、ベムを演じることはもうない、そこに悔いや思い残すことはない、その決意がしっかりと見えたような気がします。
あの涙は、うれしさと安堵感とちょっぴり寂しさも…かな?
本当に綺麗でした。
目が離せませんでした。
最後にはしっかりと笑顔を見せてくれた亀。
亀の想い、亀が伝えたかったことは、きっとみんなに届いてるよ。
ていうか、勝手に感じてるw
亀にとって「特別」な作品を、私たちも「特別」に感じてます。
簡単に聞こえちゃうかもしれないけど、でも「特別」なんだよ。
何のフィルターも通すことなく、自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の体で心で感じられたことが、本当に幸せでした。
間違ってなかったって、あのときの私に、もっとさかのぼったあの頃の私にも胸を張って言えます。
本当におめでとう。
大好きです。
そして、2日間全16回の舞台挨拶、お疲れ様でした。
最後の六本木の舞台挨拶。
監督から花束をいただいて、ベムに対する想いを語る亀。
ぷるぷると口元が震えて、「あっ、泣いちゃう?」って思ったら本当に泣いて。
今までも泣きそうなときとかうるうるしてるときはあったけど、でもどうにかして見せないようにしてた亀だけど。
昨日は違いました。
一瞬、顔を伏せたけど、すぐに前を見据え、ハットのつばをちょっと下げつつも、会場をしっかり見つめて、言葉を続ける亀が本当に眩しくて、かっこよくて、素敵でした。
歩まなければ、傷を負うこともないし、学ぶ事もできない。
どうしてもあの日の言葉が浮かんできてしまいます。
亀の中にもずっとこの言葉はあったんだろうね。
ちょうど昨日の朝、俳優さんと脚本家さんが対談をしている番組を見ていたんだけど、やっぱりどうしても主演俳優に数字がのしかかってくる、数字だけで作品を評価されたくないけれど、僕たちは残念ながらそれで判断される世界に生きている、みたいな話をしていて。
これまで亀もドラマの主演を務めてくる中で、一番前に立ってどれだけのものを背負ってきたのか…
上手くいかないこと、もどかしいこと、たくさんあったんだろうな、ってそう考えるだけで私ですら苦しくて涙が出そうになるほどで。
だから、ベムを演じることは亀自身にとってもすごく大きな挑戦だったんだと思う。
当初の世間の声はもちろん亀に届いていたと思うけど、それでも亀を信じて託してくださったスタッフさんたちと、ブレることなく、信じた道を進んできた。
その道だって険しいものだったに違いないけれど、でもすごくあったかく穏やかな空気さえ感じて。
それはきっと、亀が真ん中にいるからこそ生まれた空気なんだろうなって。
数字に向かって進んだわけじゃない。
信じて進んだ道に結果として数字がついてきた。
そんなうれしいこと、ないんじゃないかなぁ…。
さらには映画化にまで。
視聴者の方の後押しがなければあり得なかった、と何度も言っていた亀。
悔しい想い、つらい想いをしたからこそ、おごることなく周りの人への感謝の気持ちを忘れず、冷静に自分のことを見れる目を持っている。
本当に尊敬です。
公開初日を迎えてこの作品が自分の手から離れていくのが寂しいと言っていましたが、ベムを演じることはもうない、そこに悔いや思い残すことはない、その決意がしっかりと見えたような気がします。
あの涙は、うれしさと安堵感とちょっぴり寂しさも…かな?
本当に綺麗でした。
目が離せませんでした。
最後にはしっかりと笑顔を見せてくれた亀。
亀の想い、亀が伝えたかったことは、きっとみんなに届いてるよ。
ていうか、勝手に感じてるw
亀にとって「特別」な作品を、私たちも「特別」に感じてます。
簡単に聞こえちゃうかもしれないけど、でも「特別」なんだよ。
何のフィルターも通すことなく、自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の体で心で感じられたことが、本当に幸せでした。
間違ってなかったって、あのときの私に、もっとさかのぼったあの頃の私にも胸を張って言えます。
本当におめでとう。
大好きです。